WE LOVE LEATHER
     
   

Vol.005
革ができるまで

その2

今回の「WE LOVE LEATHER」は、
革がハンドバッグなどの製品になるまでの製革工程例
「浸酸〜再鞣」を ご紹介します。

Vol.004 原皮 (1)水漬け (2)裏打ち (3)脱毛・石灰漬け (4)分割
(5)垢出し (6)再石灰漬け (7)脱灰・酵解
↓  
(8)(8)浸酸
 鞣し処理に使う薬品は酸性でないと溶けないため、鞣工程に先立って、皮を酸性溶液中に浸して、鞣剤の吸収に適した状態にします。
↓  
(9)(9)クロム鞣し
 クロム鞣剤(三価クロム)を皮に浸透させ、コラーゲン繊維と結合させて、耐熱性(40〜100度)などの耐久性を与えます。
↓  
(10)(10)水絞り
 革中の余分な水分を、水絞り機で絞り出します。
↓  
(11)(11)シェービング(裏削)
 シェービングマシンで革の肉面を削り、一定の厚さに調節します。
↓  
(12)(12)再鞣
 各種用途(靴や医療、袋物用革など)に最も適した性質の革を作るためには、クロム鞣しのみでは不十分で、合成鞣剤や天然の植物タンニン剤を使って、用途に応じた特性を与えます。
↓  
次回につづく  

To be continued...

『皮革工業新聞』第884号より

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